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アメリカンドリーム・トリップ・2019(トーナメント二日目)


アメリカンドリーム・トリップ・2019

今回はトーナメント、最終日の模様をお届けしたいと思います。

 

二日目のスタートは一日目と逆になるためファーストフライト。

タックルの準備が終わり、タックルチェックに向かう時はまだ真っ暗です。

ボートの航行灯を点けて進みます。

 

アーチ状になっている場所でライブウェルの蓋を開けてチェックしてもらい、

その先の桟橋の前でキルスイッチを外し、エンジンが停止することを確認。

当然やりとりは英語。

 

薄暗い中、スタートボートが桟橋を離れ沖に停泊。

その後国歌が流れます。

この流れは日本で行われるアメリカンドリーム・トーナメントでも同じ。

国歌が終わったらスタート開始。

11番目に我々のスタート番号である「350番」が呼ばれました。

運営側もチームジャパンであることを認識してくれているらしく

「オハヨ〜ゴザイマ〜ス」の挨拶付きでした。

 

スタート後はエンジン全開で最上流のエリアを目指します。

上流部は蛇行しているので、真っ直ぐな利根川より

運転していて面白い!

途中、高馬力エンジンを積んだ早いボート数艇に抜かされましたが

メインと考えていた上流部には一番のりで到着しました。

 

到着して気が付いたのですが、全体的に昨日より濁りがきつくなっています。

雨による濁りが風で押されたようです。

比較的に濁りの影響が少なかったストレッチからスタート。

相変わらずキーパーサイズに満たないサイズからの反応はありますが

キーパーサイズはまったく釣れません。

 

今日も違う種類の魚が釣れました。

これはクラッピーですかね?

 

カバー最奥にキャストしたラバージグにバイト。

残念ながら3LB近くあったバスはカバーに阻まれフックオフ。

トーナメントはこうしたミスからリズムが狂っていくものですが、

今回はペアトーナメント。

パートナーがキーパーを釣り、ハイタッチで盛り上がります。

その後、沖目を引いていた私のスピナーベイトに3LBが来て2本目。

ここでパートナーと同時に気が付きました。

「もしかして沖に色々沈んでいて、そこにバスが付いている?」

慣れない魚探を良く見てみると、

23mのフラットに木が沢山沈んでいることが解りました。

「もしかしてバイブレーション?」

でもボート内に一個も有りません。

そもそもスピナーベイトもパートナーが持ってきたものを

奪って使っている状態なのです。

遠征のタックル不足はどうにもなりません。

持っているものの中から広く探れるものということで取り出した

スイムジグでパートナーが更にキーパーを1匹追加。

ハイタッチでボート上は盛り上がります。

 

残念ながらこれ以上は追加できず、今日も3本でタイムアップ。

また30分エンジン全開で戻ります。

 

 

パートナーと力を合わせてキャッチしたキーパー。

二人ともやりきった良い顔をしていません?

 

 

37LB強で80位ぐらい。

プラクティスから地図を見て自分たちでエリアを選択した結果です。

悔いなどあるわけがありません!

 

 

 

今の時代、アメリカで釣りをすること自体は

かなりハードルが下がってきたと思います。

でもフルリグのバスボートを貸していただき、

広いエリアから自分たちだけでバスを探し

トーナメントに出場するということは中々できる経験ではありません。

そして日本からアメリカのトーナメントに参戦するプロたちの

苦労のほんの一部分を、今回身をもって体験する事が出来ました。

今の私の環境でアメリカのトーナメントにチャレンジするのは正直不可能です。

そのアメリカのトーナメントの一部分だけでも体験できるということは

まさにアメリカンドリーム!

今回、このような夢のようなツアーを企画して頂き、

且つ約一週間、全てをサポート頂いた桐山プロに

あらためて感謝申し上げます。

 

またいつの日か、チャレンジしたいですね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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