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トレーラー
モコリークロー。
テキサスリグやフリーリグで大活躍ですが
当然ラバージグのトレーラーとしても秀逸です。
写真のラバージグは5gのオリジナル。
小さくまとまったシルエットでウィンターシーズンの最終兵器的存在。
モコリークローそのままだと少し大きいので
頭の部分を約1cmほどカットしています。
是非試してみてください!
ヤマセンコー4インチ ライトテキサス
皆さんこんにちは。
ゲーリーファミリーの大石です。
ヤマセンコーに良い仕事をさせられるリグの一つとしてテキサスリグが挙げられます。
テキサスリグといってもパンチングに使うようなヘビーなウェイトのテキサスリグではなく、
今回は4gなどの軽いウェイトを使ったテキサスリグを紹介したいと思います。
このライトテキサスリグを使う場所はシャローカバー。
そして使う状況は何かの影響によりバスの活性が下がった時。
枝などに吊るしてバスに口を使わせます。
所謂「吊るし」というやつですね。
ヘビーシンカーではなく、軽いシンカーを使う理由は
吊るした状態でイレギュラーな動きが出せるから。
枝などでラインが固定された状態でも、
ロッドを軽く煽ることにより水面下でイレギュラーダートさせることが出来ます。
この動きはもう少し重いシンカーでもなんとか出すことが出来ますが、
シャローはヤマセンコーを演出させることができるゾーンが狭くなるので
4gなどの軽いシンカーでないと無理なのです。
先週末、霞ヶ浦で行われたBMCトーナメント。
水が悪く、このヤマセンコーのライトテキサスがハマる状況でした。
モコリークローとのコンビで惜しくも準優勝とヤマセンコー大活躍。
ヤマセンコー4インチのカラーはお気に入りのゴビー(No.967)です。
霞ヶ浦水系に限らずよく効くカラーですので、ぜひ使ってみてください!
弱いバックスライド
みなさんこんにちは。
新型コロナウィルスの影響でフィールドに出れない日が続いていますが
これが落ち着く頃はもうスポーニングも終盤でしょうか。
アフタースポーンから外せないベイトのひとつがバックスライド系。
バックスライドと言えばハガーです。
発売後からエース的存在のハガーですが、
少しボリュームを抑えたいとき、私は5インチのシュリンプを使っています。
このシュリンプ、オフセットフックの逆差しで
ハガー並みのバックスライドをさせることが出来ます。
ただちょっと爪の張りが強すぎるため、
逆付けするとラインを張った時に抵抗がかかりすぎ、
思わず「バイトか?」と勘違いしてしまうことも。
そこでちょっとしたチューニングを加えるのがおすすめです。
爪の部分をカッターで裂いてあげるだけ。
こうすることで張りが抑えられ、程よい抵抗感にすることができます。
私はさらに抵抗を少なくした方がしっくり来るので
内側を根元で切っています。
このチューンは4インチなど他のサイズのシュリンプでも有効です。
このチューンをフィールドでやると失敗するので
時間のある今の時期にやってしまうと良いでしょう。
タックルを弄ってストレス発散、そして来る日に備えましょう。
早く気兼ねなく外出できる日が来ますように!
アメリカンドリーム・トリップ・2019(トーナメント二日目)
アメリカンドリーム・トリップ・2019。
今回はトーナメント、最終日の模様をお届けしたいと思います。
二日目のスタートは一日目と逆になるためファーストフライト。
タックルの準備が終わり、タックルチェックに向かう時はまだ真っ暗です。
ボートの航行灯を点けて進みます。
アーチ状になっている場所でライブウェルの蓋を開けてチェックしてもらい、
その先の桟橋の前でキルスイッチを外し、エンジンが停止することを確認。
当然やりとりは英語。
薄暗い中、スタートボートが桟橋を離れ沖に停泊。
その後国歌が流れます。
この流れは日本で行われるアメリカンドリーム・トーナメントでも同じ。
国歌が終わったらスタート開始。
11番目に我々のスタート番号である「350番」が呼ばれました。
運営側もチームジャパンであることを認識してくれているらしく
「オハヨ〜ゴザイマ〜ス」の挨拶付きでした。
スタート後はエンジン全開で最上流のエリアを目指します。
上流部は蛇行しているので、真っ直ぐな利根川より
運転していて面白い!
途中、高馬力エンジンを積んだ早いボート数艇に抜かされましたが
メインと考えていた上流部には一番のりで到着しました。
到着して気が付いたのですが、全体的に昨日より濁りがきつくなっています。
雨による濁りが風で押されたようです。
比較的に濁りの影響が少なかったストレッチからスタート。
相変わらずキーパーサイズに満たないサイズからの反応はありますが
キーパーサイズはまったく釣れません。
今日も違う種類の魚が釣れました。
これはクラッピーですかね?
カバー最奥にキャストしたラバージグにバイト。
残念ながら3LB近くあったバスはカバーに阻まれフックオフ。
トーナメントはこうしたミスからリズムが狂っていくものですが、
今回はペアトーナメント。
パートナーがキーパーを釣り、ハイタッチで盛り上がります。
その後、沖目を引いていた私のスピナーベイトに3LBが来て2本目。
ここでパートナーと同時に気が付きました。
「もしかして沖に色々沈んでいて、そこにバスが付いている?」
慣れない魚探を良く見てみると、
2〜3mのフラットに木が沢山沈んでいることが解りました。
「もしかしてバイブレーション?」
でもボート内に一個も有りません。
そもそもスピナーベイトもパートナーが持ってきたものを
奪って使っている状態なのです。
遠征のタックル不足はどうにもなりません。
持っているものの中から広く探れるものということで取り出した
スイムジグでパートナーが更にキーパーを1匹追加。
ハイタッチでボート上は盛り上がります。
残念ながらこれ以上は追加できず、今日も3本でタイムアップ。
また30分エンジン全開で戻ります。
パートナーと力を合わせてキャッチしたキーパー。
二人ともやりきった良い顔をしていません?
3本7LB強で80位ぐらい。
プラクティスから地図を見て自分たちでエリアを選択した結果です。
悔いなどあるわけがありません!
今の時代、アメリカで釣りをすること自体は
かなりハードルが下がってきたと思います。
でもフルリグのバスボートを貸していただき、
広いエリアから自分たちだけでバスを探し
トーナメントに出場するということは中々できる経験ではありません。
そして日本からアメリカのトーナメントに参戦するプロたちの
苦労のほんの一部分を、今回身をもって体験する事が出来ました。
今の私の環境でアメリカのトーナメントにチャレンジするのは正直不可能です。
そのアメリカのトーナメントの一部分だけでも体験できるということは
まさにアメリカンドリーム!
今回、このような夢のようなツアーを企画して頂き、
且つ約一週間、全てをサポート頂いた桐山プロに
あらためて感謝申し上げます。
またいつの日か、チャレンジしたいですね!
アメリカンドリーム・トリップ・2019(トーナメント一日目)
アメリカンドリーム・トリップ・2019。
今回はトーナメント一日目の模様をお届けしたいと思います。
今回出場したバスキャット・オーナーズ・トーナメントの
出場チームは361艇。
我々チームジャパンはレジストレーションに行った時間が遅かったため
スタート順は350番目とほぼビリスタートです。
6時半がファーストフライトで、我々のスタートは7時半。
帰着は16時となっています。
この時期のアーカンサス州は朝6時すぎに明るくなり始め
日暮れは20時くらい。
私はトーナメントのスタート前はゆっくりと準備したいため
なるべく早く現地に付きたいと早めの出発をリクエスト。
ホテル出発は5時でした。
ホテルのパーキングにはバスキャットを牽引したこんなカッコいい
トラックがたくさん停まっています。
そしてボートランプまでの道路はバスボートを牽引した車で大渋滞。
こんな風景見たことありません。
タックル準備をしている間にアメリカ国歌が聞こえてきました。
我々の位置からは見えませんが、ファーストフライトのスタートが
始まったようです。
我々もライブウェル、キルスイッチチェックの列に並び
スタートに備えます。
我々のスタートナンバーが呼ばれいよいよスタートです。
このスタートの直前はいつになってもドキドキする瞬間です。
チームジャパンの戦略は、まず朝の少しだけプラクティスで見つけた
ネストを狙い、その後は上流の新たなエリアでバスを探すというものでした。
狙っていたコーブに向かうと、残念ながら先行者が・・・。
同じネストの魚を狙っている動きをしています。。
もしかしたら魚に気が付いていないかもと入り口付近の岩盤エリアへ。
前の晩に何気なしにフリーリグにセットした6.5カットテール、
その2投目にいきなり3LB近いキーバーがヒット。
スタート直後の1匹にテンションは上がり、一気に上流域へ。
エンジン全開で約30分かかって辿りついた上流部の水の色は
下流域と比べるとまったくの別物。
この写真は大きすぎる魚を飲み込んで息絶えていた魚のものですが
見て頂きたいのは水の色です。
利根川に慣れた私としてはテンションの上がる水の色ですね。
上流域は全体的に浅く、あちらこちらに立木が顔を出しているため
移動は恐る恐るです。
お借りしたボートを壊すわけにはいきません。
バンク沿いのカバーにキャストしたラバージグに3LB近いバスが来ましたが
これは立木を乗り越えるときに外れてしまいました。
さらに上流に進むと、前日の雨のきつい濁りになったためここでUターン。
ダムスペシャリストのパートナーの助言により、
濁りの境目のエリアで粘ります。
ペアトーナメントの良いところですね。
そよそよと風が吹き始めたタイミングでスピナーベイトに連続ヒット。
2LBぐらいのサイズですが、これで3本。
その後、攻めのヘビキャロを投げていたパートナーにヒット。
かなり大きなサイズのようですが、パートナー曰く「引きが何かに似てる」。
ハンドランディングの準備をしたところで正体が判明。
さすが霞ヶ浦がホームの斉藤プロ。
ここまで来てキャットフィッシュ釣らなくても・・・。
その後は斉藤プロがキーパーを二匹ばらしただけでタイムアップ。
結局キーパーは3本だけですが、キーパーに満たないサイズは
ひたすら釣れ続けている状態。
釣れども釣れども15インチを超えられない。
本当にキーパーサイズは良く考えられています。
今日も走り回ってガス欠状態。
また湖上のガソリンスタンドで給油です。
今回はセルフサービスでした。
ボートのGPSの画面。
真ん中下のスタート地点から右上の上流まで走りました。
全開で約30分。
画面左の下流方面はプラクティスの履歴です。
初日のウェイトは7LB弱で130位くらい。
ウェイインが一番緊張したかも。
英語がまったく頭に入ってきませんでした。
他のプロがどこでどのように釣ってきているのか全く見当が
付きませんが、我々はあまり選択肢はなく
2日目も上流域で攻めるだけです。
最終日の模様は次回へ。
Selected Entries
- トレーラー (12/05)
- ヤマセンコー4インチ ライトテキサス (09/29)
- 弱いバックスライド (05/01)
- アメリカンドリーム・トリップ・2019(トーナメント二日目) (05/15)
- アメリカンドリーム・トリップ・2019(トーナメント一日目) (05/14)